潜在意識との対話

 

 

マインドフルネス瞑想後必ず、潜在意識と対話する時間を設けています。月日が経つにつれ、だんだんと対話の仕方が変化し、最近は普段何かをしているとき、自分にとっての重要な事柄を発信されるときがあります。しかし、マインドフルネス瞑想をするのとしないのとでは、受信の明確さが違います。

このことからも、マインドフルネス瞑想は自分の内側に存在する、もう一つの自分(潜在意識という名で呼ばれている)にアクセスし、自分の進むべき道に最短距離で歩む力を獲得するための実践であると考えます。

潜在意識と対話できれば、物事の捉え方が変わりますので、たとえ世間の雑音に振り回されそうになっても、独自の解決法が見つかります。何事においてもむやみに恐れることから、少しづつ解放されていきます。もちろん人間ですから迷いや惑いはあるのですが、抜け出す方法を短期間で、しかも自分が納得できるやり方で見つけ出すことができます。

科学的見解

https://karapaia.com/archives/52244354.html

上記は、ほぼ仏教で語られていることと同じです。

ここに「意識」とありますが、「潜在意識」のこと。潜在意識とはもう一つの自分という意味です。

大切なことは、生命と意識は表裏一体であること。身体に意識を向けることによって、意識を変えることができる。努力によって変えるのではなく、身体(たとえば呼吸)に耳をすますことによって、もう一つの自分にアクセスできるということです。

 

潜在意識にアクセスするには?

まず、自分に語りかけることから始めてみましょう。語りかける内容は些細なことから入っていきます。

たとえば「いつお金がはいってくるか?」「この薬を飲んでもいいか?」「先月の仕事の代金は確かに振リ込まれるだろうか?」「この仕事を進めていってよいか?」など現実に即した質問が良いと思います。

答えは声なき声のようなもので示されます。ただし、この声なき声の通達を書き留める必要があります。

忘れてしまうこと多々あり。その後は答え通りになるか半信半疑でも良いので待つことです。答え通りに実行し、実験してみても良いでしょう。

たまにはその通りにならないこともありますが、受け流して「実験」を繰り返し、練習を積むことが自分を鍛えることとなります。

対話を続けていくうちに、大きな答えが何気なく示される時があります。これはしっかりとした太い声で示されます。例として「あなたは生かされているのだから、現実的なことは心配する必要はない」などと抽象的ではありますが、現在のご自身にとって重要な指針を教えてくれるときがやってきます。

時を逃さないようにしていれば、必要な方向へと進む近道が得られるでしょう。「今必要なこと」を実践しておれば、現実となって少しづつ前にすすみます。後々「外部の情報に惑い、遠回りをしていた」と気付いたり、「過去の惑いの道は、自分の捉え方の誤りが招いた結果である」と認められるようになることでしょう。

マインドフルネス瞑想をしても、単に眠くなるだけで何の答えも得られないことも多々あります。それは脳が休みを要求しており、リセットするべきときです。本当に必要な時は、答えが勝手にやってきますので、こうあるべきと決めつけず、マインドフルネス瞑想→潜在意識との対話を、ゆるゆると継続することが第一です。

最初は自分の勝手な思いつきではないかと思うかもしれません。しかし、長い目で見て、潜在意識からの通達が現実化されることにより、自信と確信が生まれていきます。その過程の中で、どれが真実でどれが嘘であるか、見極められるようになり、不必要なもの(人間関係も含み)から遠ざかっていきます。

個人的見解

私の場合、潜在意識との対話は、映像と言葉で行われることが多いです。未来の自分らしき者??と対話することもあります。

かつての私は、瞑想などは妄想の産物と、決め込んでいました。それ以前に、目に見えないものは信じることができないと、決めつけておりました。(このような考えですから、マインドフルネスを実践したり、例えば仏教的な思想に耳を傾ける心の余裕は全くありませんでした。)しかし、現実が映像で見た世界と合致しつつあることをみて、かつての自分の考えは浅かったと認めざるを得ないです。

特に母の介護に明け暮れたここ数年の現象は、不思議なことが目白押しで、理屈では説明がつかないことだらけでした。しかし、誰に話しても納得はされないと思いますので、ネット世界での雑談程度に受け止めてもらえば良いと思い、blogに書いております。

特殊能力もなく、さりとて世間一般で注目されるような才能もない私でもできること。潜在意識との対話は特別な能力ではありません。

もうすこし分かりやすく記しますと、何かに夢中になったり、一生懸命やり尽くし自分を忘れた時、スイッチが入り現実の自分ともう一つの自分とが選手交代することであります。苦しみ抜いて我を捨てたとき、災害などで前にも後ろにも進めないと力尽き果てたときには、現実の自分には想像もできなかった知恵や力が湧くことがある。それを選手交代と呼ぶのです。

日常的には、日記を書く時、散歩中、眠りにつく前など、もう一つの自分らしき者に話しかけているうちに、選手交代の方法を自然と獲得していくのではないでしょうか?それぞれの方法を見つけるのが上達の秘訣だと思います。

 

✻次回から、マインドフルな食、音楽、書籍などにも触れていきます。

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