緑内障の経過〜その後
わたしは高眼圧症(放置すれば緑内障)で、視野は欠けてない状態です。この状態のときには、診察を受けてない方もおられるかと思いますが、眼圧が高いといわれたら眼科検診をお勧めします。特に近視の方は、軽くても緑内障にかかる確率が高くなるようです。最近は10代でも緑内障の方がいるとか?
緑内障にしろ高眼圧症にしろ、進行のスピードは、誰にもわかりません。人も他の生物と同じで、定めというものを背負って生まれてきています。天に仕組まれた役割のもと、何かをやりとげ終えたら、(有名になるとか金儲けをするとかではなく、何もしないことも役割の一つです)この世を去っていくのだと思います。
制作中のオーフィアス組曲にも「プロフェット・クレアーレ」という選ばれし猫族がおります。この猫は、与えられた仕事を終えたらひっそりと姿を消す役割です。15年ほど前に文章を作りましたので、マインドフルネス瞑想など全く知らず、興味もなく・・当時は以前にやっていた頼まれ仕事から足を洗い、新天地をめざそうとあがいていた時でした。
進むべき道がない状態ですね!そんな時に作りはじめた作品でありますのに、今は作品の一部が現実となっています。加えて、身体(眼や神経の病)、経済基盤、生活全般への指針となり、何も役立たないモノがわたしにとっては最も価値あるものへと変容しています。(これは一部の共通項をもつ方以外理解不能と思われますので、気にしないでください。)
一見無価値と思われることに邁進し、価値あるものを生み出すことがわたしの定めではないか、と考えるようになりました。価値あるものなんて、おまえはずいぶん偉そうなことを書いてるな、と言われそうですが、過去にはこのように、自信をもって書くことはしてきませんでした。
それが良くなかったと思います。自信とは信頼です。今は、最終地点までもう少しだけ、頑張ってみようと思えるようになりました。
検査の結果
矯正視力は右側(乱視あり)1.0 左側(乱視なし)1.2でした。1.2が出たのは治療を受けてから初めてですが、緑内障とは関係ないように思います。先生も全く気にしておられないご様子でした。わたしの場合は高眼圧なので、まずこれを下げることに重きを置いた治療です。
その眼圧ですが、右目24→19 左目22→19になっていました。いつになく大きな下げ幅です。先生は「まだまだ高眼圧ではあるけれど、薬がうまく効いているのでこのまま続けましょう。」とのお話でした。たぶん15くらいにまでなれば、一安心なのかなぁと勝手に思っています。
お薬はタプコムとブリンゾラミドを処方されています。タプコムは合剤なので2本差しているのと同じですから実質的には3本となります。
以前眼圧が上昇気味のとき、先生は「このまま眼圧が上がっていったら緑内障まっしぐらです。」とおっしゃっていました。幸いにして今は、そのようなこともなく、止まっています。
緑内障で右目を失明した母は、治療を受ける前は左目が36近く眼圧があり、レーザーで食い止めました。
よく、レーザーに二の足を踏んでいる人をみかけますが、先生の言われるとおり早めに受けた方が良いと思います。母は痛くもなんともなかったと言ってましたよ。
進行性の病気なので、前に前に手を打って様子をみていくのでしょうが、母は手遅れででした。その大変さをみているので、心して治療に励んでいます。
生活習慣を整え始めた
今回気をつけたことは、リズムです。音楽をやっているのだから、リズムを鍛えるには普段の生活習慣から整え始め、それがいつしか身体にも影響が及び、作品にも現れるのだ。と自分に言い聞かせました。
たらたらたらたらした生活から足を洗うこと。これは推測ですが、自分にとって合わない生活をしているから、軌道修正するために最もよくわかる「病」というものが現れてくるのではないか? 病のままで一生を終える道を選ぶ人もいるが、途中で気づき道の変更を求められる人もおる。
わたしはすでに道は決まっているものの、歩み方の修正(リズムの修正)を求められていると思います。
生活のリズムを作るため、大まかなスケジュールを設定中です。下記、メモですので現在は大幅にはずれたスケジュールとなっています。
- 14時頃までに、ピアノの練習(基礎練習)15分〜20分。効率よく練習するためには、曲はほぼやらず、音階とアルペジオとオクターブ全般。音階とアルペジオは白鍵中心の調性。オクターブは8度の中に一個音を挟み3声でつかむ。
- 15時頃からごはんの作り置き開始。週に2度ほどまとめて作る。電気圧力鍋が大活躍。
- 19時頃までに、シャワーを浴びる。(来年から外に入浴をしに行けるようになると聞いてますので、楽しみ。)
- 遅くとも20時〜夜ごはん。今まで22時、遅いときは23時にまでもなっていたので、身体に負担がかかっていたと思います。
- 最高に遅くて1時半くらいに就寝。これより遅くなると身体に響くことと、次の日の行動に差し支える。
- コラム記述は1日に長くて1時間以内。もっと短くてもいいかも。
身体を温めること
これは重要です。年と共に体温が低下していくように思えます。そのため、わたしは就寝前に腹巻をして寝ています。お昼も、ちょっと自律神経の働きが悪いと感じた時は、迷わず腹巻をつけます。
ダイエットにも良いみたいです。何もしてなくてもお腹が小さくなります。食事も布一枚巻いているだけで、少なくて済むような気がします。
以前漢方治療を受けていたとき、薬剤師の先生が「身体の中心部分を温めることは良い」と言われてましたので、現在も実行しています。
他に朝食の前に、お白湯を飲むこと。これも非常に効きます。こんなことで!と疑われるかもしれませんが、わたしの実体験では、便秘も治ります。またお湯と一緒に「桂枝加芍薬湯」を飲むとお腹の調子もよくなります。
緑内障は腸からもきているというお話がありますので継続は悪いことではないと思っています。
リラックス
こうしたら目に良いのではないかと、自分を枠に押し込めるのではなく、直感を大切にするのが良いです。私の場合は、マインドフルネス瞑想、お酒、音楽でリラックスできました。
マインドフルネス瞑想
眼科検診があるから、眼圧を下げたいと必死になるのはよくないなぁと思っています。ここのところ別件で頭を整理整頓する必要があって、お休みしていたマインドフルネス瞑想を再開しました。眼のことは自分で治せるものでもないので諦めていました。この考え方が、良い影響を与えたのではないか?と思っています。
無意識の領域ですから、そこに自分の考えをぐいぐい押し込んでも間違ったやり方になるんですね。
今回の検診で、推測ですがわかりかけたこと。眼は脳とつながっており、脳で見ているように思います。ですから脳を休ませることにより、わたしのように悪い眼でも脳のほうで見てくれるようになるのではないかと思います。実際のところ1.0以上の部分はほとんど見えておりませんでした。それなのに1.2が叩き出せているとは!
視力が良い人にとってはなんでもないでしょうが、目が弱い人間にとっては驚くべき事柄です。マインドフルネス実践者の中で高血糖、高血圧(入院をすすめられるほど)の方も入院せずに済んだりと、変化を経験しておられました。だからといって、我も我もと必死になってやるのは違うと思います。
必要な時に必要なことが与えられる。この一言に尽きます。自然と始めたくなるまで放っておくのが良いと思います。何かをやれば何かが与えられるという考えは捨てた方が楽です。
お酒
色々な種類のお酒がありますが、好きなのを飲むのが一番。身体はその人に合ったお酒を選ぶのだそうです。体温が高い人はビールやウイスキーなど 体温が低い人は日本酒やワインなど。わたしはこれ、如実に感じます。昔は体温が高かったせいか?ビールやウイスキーが好きでしたのに、今は特に、ウイスキーは全く飲めなくなってしまいました。頭痛がします。ビールに関しても小瓶一本以上は無理です。
代わりに昔全く飲めなかったワイン、日本酒がおいしくなってきています。この件に関しては、以下の動画に詳しくありますので、みてください。
音楽
それぞれの体質で選ぶことになるでしょうね。わたしは伝統に根ざした音楽(西洋クラシック)や正統派のジャズが合います。そのため創作も伝統に根ざした技術を使った音楽になります。西洋音楽の古典+自分ならではの色を加えた音楽(日本的な情緒、色合いなど)です。
メシアンまでくらいなら気楽に聴け、身体そのものでとらえることができます。
現代の作曲家でも良いと思う方が少数います。土台(作曲の技術)がしっかりしていてわかりやすい方です。よく書けているといいましょうか?これも好みで、技術は不必要と思う方には向かないでしょうね。わたしは一回だけでも全体像を捉えつつ聴くのが趣味なので、自分にとって記憶しやすく理解しやすい曲を好むのだと思います。それでもしょっちゅう聴きたくはありませんので、1年に2.3回聴く程度です。
Jazzについては、昔からよく聴いていました。最近は下記のようにクラシックもジャズも勉強した、正統派の演奏を好んで聴いています。
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