一昨日は眼科の通院日でした。野口整体の操法は毎日、マインドフルネス瞑想は2.3日に一度くらい継続中です。特に操法の足の指押しの結果が知りたくて、当日の午前中にも操法を念入りに施していってきました。
眼科の検査
今かかっている先生は、良い時はニコニコと、結果が思わしくない時は全く良い顔をされず、怒っておられるので、よくわかります。おとといは何か良いことでもあったの〜〜?とこちらが不思議に思うほど、ニコニコと治療の成果をお話してもらいました。
「これからは診察も3ヶ月に一度で良いし、検査も半年に一回で良いよ。」と。眼圧も下がり、視野の欠けは全くなく、安心していて良い状態なのだそうです。
高眼圧症と判断されたのは、昨年の6月です。この時は別の病気でかかったのですが、そちらはすぐに治りました。それよりも眼圧が高いことを指摘され、「こーいうのを放置しておくと、緑内障になる」と言われ、7月から点眼治療を開始。そのときは、一番優しい薬ということで、エイベリスを処方してもらいました。
1ヶ月後には数値にして5下がっており、継続することになりましたが、次の診察時には、眼圧がまた少し上がっており、昨年12月にはタプコムという合剤に変更することになりました。強い薬のようで、薬剤師さんには「この薬は沁みるし、目の周りが黒くなるので気をつけてください」と言われました。
そんなに大変な薬なのかと思って恐々入れましたが、沁みることもなく、充血もほとんどありませんでした。効いているという感じがせず、大丈夫なのか?と思うほどでした。2024年の2月に診察を受けたところ、「時間が経っている割には眼圧が下がっていない。なんで効かないんだろう?」とおっしゃいました。
4月には苦手な視野検査がありました。検査員の方から「黒い(暗い)?光も出ます。いろんな色の?光が出る」などと説明がありましたが、どこにも黒い光を発見できず、そのまま検査が終わってしまいました。先生には「これは検査不能です。眼圧もほぼ下がっていないし、本当に薬を入れてますか??」と疑われてしまいました。また、この時に初めて緑内障と診断されました。強度近視の人には多いというお話もされました。
先生は「もう一回見させてください」と言われたので、一昨日検査に行ってきました。結果は最初に記したとおりです。また、今までには出なかった「白内障もありますが、大丈夫ですか?」とお話がありました。緑内障の方が重病で、白内障は治す手立てがありますから、後回しになったんでしょうね。
わたしは別に視力的には不自由してませんので、「見えます」といってきました。
何が原因かわかりませんが・・突然薬が効き始めました。でも自覚症状あるんですよ。タプコムを入れたときに、沁みるなぁという感覚、翌日に目がゴロゴロするような感覚が出てきたことです。もしかしたら「薬が効いているのではないか?」と思っていたところ、勘が当たっていたということです。
緑内障は視野が欠けていき、欠けたところを治す方法がありませんので、最終的には失明も考えられる病です。私の母は視力が良かったために、変に自分に自信をもち、眼科にかかっておりませんでした。そのため気付いた時には片目を失明。レーザー手術を受け、点眼治療もしておりましたが、90歳を超えた頃には中心にしか視力が残っておらず、一人では食事もできなくなってしまいました。
施設に入所しても、「食事を大量にこぼす」という苦情の連絡がきていました。その頃には両目とも失明していたのだと思います。元気な頃は「子どもには迷惑をかけない」と強いことばかり言っておりましたが、そんなことはありませんでしたね。
自分の思った通りに物事を運ばせようとする、お山の大将的な部分が母には大いにありましたが、その性格が裏目に出ましたね。どうすることもできなくて、人に頼らざるを得なくて、最後には「諦めた」と言っておりました。
休息をとること
上記の記事にありますように、お休みを以前よりも多くとるようにしました。脳科学の先生が「休みを取った方が効率的だ」と書いておられたことがあります。これは緑内障のためだけではなく、創作活動やショップをうまく回すための手筈となるのではないか?と考えたのです。
体調を壊すことは、悪いことばかりではありません。気づきにつながります。マインドフルネス=気づきなのだそうですよ。良いことも悪いことも別物ではなく、背中合わせなのだと理解することです。
実際に休息を多くとるようにしてから、「今ここ」というマインドフルネスの思想がよくわかるようになってきました。実際の行動に結びつけることができるようになったことは大きいです。目の前にあることを優先するのは、時間的にも体力的にも有利であることを知りました。
先のことは、今の延長線上にあるという当たり前のことに多くの人は気づかず、心配するんですね。私もその傾向がありましたが、今回の結果を得て、新たな方向へと進めそうです。
今までほとんど効かなかった薬が突然効いてくるという体験から、さまざまな方向へと進むきっかけが掴めたと思っています。
緑内障は一生ものの病ですので、今後も書いていきます。参考にしていただければ幸いです。
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